『 work 』の先にあるものは。

「働く」ことを考える。「働く」ことから考える。

格差社会を具現化する数字

「あなたの点数は何点ですか?」

 

これは学校のテストの点数を聞いているわけではない。

あなた自身の点数をきいているのだ。

 

なんの点数か。

世にも恐ろしい世界がすぐそばまで来ているのだ。

 

 

f:id:tarao-fuguta:20190318235523j:plain

 

 

中国での話。

今のところは。

 人々の社会的な信用度スコアとして数値化するシステムが中国で浸透し始めた。スコアが上がればローン金利が下がったり病院で優待されるなどのメリットがある反面 、信用度が下がれば公共交通機関の利用が制限されるなどの厳しい罰則も待っている。

 

 大抵の場合クレジットスコア金融機関が与信審査で参考にする数値はクレジットカードやローンの申請の判断にしか使われない しかし中国では政府はより広い社会信用システムなるものの構築を進めている人々を日々の行動など様々な基準で採点し14億に見る中国国民の信用度を査定することが最終的なゴール。

 

「信用度スコア」

個人の信用を点数化して公開する。

 

 中国ではこの社会信用システムのせいで 、飛行機のチケット、鉄道のチケットを売ってもらえなかったり、 NPO などの組織の立ち上げが禁止されたりする。話題の デートスポットが利用できなくなるといった事態が現実に起きている一方でスコアが高ければ様々な特典が受けられる。

 

 中国の「信用度スコア」には、アリババのセサミクレジットが使われる。

民間会社と政府がタッグを組んでのサービス。

 

 セサミクレジットでは最低点が350点 最高点が950点。 点数が高ければ、低金利でローンが組めたり賃貸物件の契約で敷金が不要。 また中国では公的医療機関は前払いが原則 だが、スコアが高ければ与信枠が与えられて自動的に料金が精算されるので待ち時間がかなり減るメリットがある。

 引用:中国で浸透する「信用スコア」の活用、その笑えない実態|WIRED.jp

 

 

何をすれば上がるのか、下がるのか

 

 個人の信用度が点数として存在する。目に見えるように存在する。

あの人は何点で、私は何点だと。

長時間ゲームをしていると怠け者だと判断されてスコアが下がり、頻繁に紙オムツを買っていればよい親としてスコアがあがる。

 

 k-popの追っかけが飛行場に殺到して運行スケジュールに後れが生じた事件があった。

そういった事件を起こすものは法的罰則を受けなくても、社会的信用に傷がつくことになっているという。

 

 マッチングアプリでもスコアは非常に大きな要素になる。スコアが低ければマッチングすらしない。

ネットショッピングでも滞納したりする人はスコアが低くなり、ネットショッピングができなくなる。ひどくなると公共交通機関も使えなくなったりする。

 

 

 笑えない動き

 

中国は恐ろしいなぁ。

日本にはこんなシステムが無くて良かったな。

なんて思っている人に、笑えないお知らせ。

 

 

 みずほ銀行ソフトバンクフィンテックベンチャー「ジェイスコア」を設立した。

AI やデータ分析技術におけるトップレベルのメンバーが開発した 「AI スコア」。

これによって、誰でもスマホから無料で自分の可能性をスコア化できる。

 

「AIスコア」とは、AIを活用して、お客さまのさまざまな情報から、お客さまの信用力と可能性をスコア化したもの

 引用:

www.jscore.co.jp

 

これって信用度スコアと同じ臭いがしないか?