『 work 』の先にあるものは。

「働く」ことを考える。「働く」ことから考える。

さすが大阪だと、笑っていられないな

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大阪メトロの公式サイトで、路線名や駅名などが間違って外国語に訳されていることがわかり、サイトが閉鎖されました。

 

 

堺筋線は「サカイ・マッスル・ライン

天下茶屋は「ワールド・ティーハウス

3両目付近は「ニヤー アイズ 3」

 

「利便性向上のために去年9月から自動翻訳ソフトを導入したため誤訳が発生し、確認が不十分だった」 (大阪メトロ)

 

 

 大阪メトロは増え続ける外国人観光客向けにサービスの拡充が必要と、昨年9月、米マイクロソフト社の自動翻訳ソフトを使い、日本語の公式サイトを英・中・韓・タイの4カ国語に翻訳して閲覧できる機能を導入した。

 

 これまでは外部の業者に翻訳作業を依頼していたが、昨年9月にホームページをリニューアルする際に自動翻訳ソフトを導入した。リニューアルしてから約半年、指摘されるまで誰も気づかずに放置。現在はサイトを閉め、復旧のみこみはたっていないとのこと。

 

 この失態は公共交通機関の公式ページゆえに恥ずかしい思いをしたことだろうが、いろんな会社で同様のことが起きているのではと推測される。

 

 

「自動化」の落とし穴

 

これは自動化作業の落とし穴なのではないかと思う。

自動化で人の手を使わずに仕事が完了していく。そしていつしか、色々な仕事が知らず知らず終わっていく。

仕事が終わっていく感覚が薄く、コンピューターにまかせてあるから大丈夫という盲信も手伝って、チェックする意識は生まれにくいだろう。

もしくはチェックできる技量を持たない者が、チェックするポジションにいたのかもしれない。PCを使わない人がサイバーセキュリティを担当するという事例があったように。

 

 

自動化といえばRPAだ。

RPA(人工知能を備えたソフトウエアのロボット技術により、定型的な事務作業を自動化・効率化すること)

 

各企業が躍起になって導入しているRPAだが、日本の仕事は各会社の個人の技量にゆだねられる場合が多い。いわゆる現場主義だ。

困ったらあの人に聞けばいいとか聞いたことないだろうか。

 

個人のスペシャリティをRPAに置き換えるとすると、いったい誰がそれをチェックできるというのだろう。誰もわからないまま自動化で進んだ先はブラックボックスと化すのではないか。今回のことはその一例となるだろう。

 あまりにもRPAありきで進んでいく昨今。

急ぎすぎていることに恐怖を感じる程だ。