40代父親「四十にして惑わず」なんて無理

リフォーム屋40代親父が教える。家と家庭のまもりかた。

悪名高き「アミラーゼ問題」とは

何が書いてあるのか理解できなければ、トラブルになるのは当たり前だ

文章問題は苦手ではなかったですか?

小学校や中学校の時、文章問題は苦手だった。

きちんと読み解くことができなかった。

ちゃんと考えればわかったのにとか思っていた。

 

文中に表される数字を適当に使って式を作り答えを出す。

正解のわけがない。

きちんと考えること自体が苦手だったんだと思う。

 

「読解力」という力が足りていないのだという。

 

リーディングスキルテストの結果がやばい

日本の中高生の多くが中学校の教科書を正確に読めていないことを明らかにした衝撃の書『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』

国立情報学研究所 新井紀子教授 著

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』は2019年ビジネス書ランキング大賞をとっている。

ビジネスの世界で問題になってきている読解力不足。

 

その読解力の能力を判定するためのテストが新井先生が主導するリーディングスキルテストだ。

 

中学生や高校生にやってもらった結果がヤバかった。

やはり、子供たちは教科書が読めてないんじゃないの?と警鐘を鳴らす。

 

悪名高き「アミラーゼ問題」とは

まずはテストを受けてみて

第1問

 仏教は東南アジア、東アジアに、キリスト教はヨーロッパ、 南北アメリカオセアニアに、イスラム教は北アフリカ、西 アジア、中央アジア、東南アジアにおもに広がっている。


オセアニアに広がっているのは(  )である。

 

( )に入るものは?

 

A ヒンドゥー教
B キリスト教

C イスラム
D 仏教

 

第2問

 オーストリア、次いでチェコスロバキア西部を併合したドイ ツは、それまで対立していたソ連独ソ不可侵条約を結ん だうえで、1939年9月、ポーランドに侵攻した。

 

ポーランドに侵攻したのは、(  )である。

 

( )に入るものは?

 

A オーストリア
B チェコスロバキア

C ドイツ
D ソ連

 

第3問

 アミラーゼという酵素グルコースがつながってできたデ ンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、 形が違うセルロースは分解できない。


セルロースは(  )と形が違う。

 

( )に入るものは?

 

A デンプン
B アミラーゼ

C グルコース
D 酵素

 

 さて、3問解いてもらった。

どうだった?

 

答え合わせと正答率 

第1問 

正解は、D仏教

正答率

中学生:53%、中間一貫校(中学生):64%、公立高校:81%

 

第2問

正解は、Cドイツ

正答率

中学生:75%、中間一貫校(中学生):100%、公立高校:98%

 

第3問

正解は、Aデンプン

正解は

中学生:9%、中間一貫校(中学生):27%、公立高校:33%

 

 この3問目が「アミラーゼ問題」だ。 

 

きちんと読めばわかったはず・・・か?

正解なら問題ないが、不正解があった人は読解力に難ありかもしれない。

特に3問目は正解率が特に低い。

ゼミの大学院生にだしたら、日本人学生は全滅だったという話もある。

 

小学校では、「算数の文章題を解けない生徒の多くが、『(問題で)何を聞かれているかわかる?』と聞いても答えられない。図にすれば解けるのだろうけど、図にすることができない。だからドリルは満点でも、文章題の答案は真っ白のままという生徒は少なくない。

 新井紀子氏の新刊『AIに負けない子どもを育てる』から一部抜粋

 

うちの子供たちも文章問題が苦手だ。

何を聞かれているかわからないから式も作れない。

 

どっかの誰かが、「算数は国語だよ」と言ったのを思い出す。

確かに読めなければ考えれない

算数以前に国語なんだと。

 

一歩進んだ読解力が必要

『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』などの著書がある東北福祉大学の西林克彦さんが言っている。

 

読解力は知識に偏る面もあり、興味があったり、新鮮に感じる内容の文章は注意深く読める一方、表面的に「分かったつもり」の文や興味のわかない文は読み飛ばしたり、誤読をしたりする傾向があるという。自らの思い込みを疑い、もっともらしく書かれている部分は特に注意するという読み方も必要だ。

うちの子、本は好きで読んでいるんだけどな。

理解できていないのかもしれない。

話し合うネタとしよう。