40代父親「四十にして惑わず」なんて無理

リフォーム屋40代親父が教える。家と家庭のまもりかた。

ここから始まる物語(男子マラソン)

MGCを見て、若者の姿からエネルギーをもらう

 

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MGC(マラソン・グランド・チャンピオンシップ)

男子マラソン東京オリンピック出場をかけた選考レース。

 

過去、オリンピック代表を決めるときの代表選考が不明確だった。

そこで、みんなが納得しやすい形が求められ、選考レースで勝った者に内定を出す形が一番わかりやすいとなった。

 

そして今日、2020年東京オリンピックラソンでの、日本代表を決める戦いが行われた。

 

 

ゴールはここではないが、ここで勝たないとスタートに立てない

一発選考レース。

一回の戦いで、代表を決めるのは危ういという話もある。

 

有力選手であろうとも、調子のいい悪いがある。

今日、この日が体調が悪いこともある。

しかし、見る分には、わかりやすくていい

 

出場選手にとって、本番のための本番。

全てをここに合わせて臨んでいる

 

 

勝利の女神は誰に微笑んだのか

本命は「大迫 傑(おおさこ すぐる)」(27=NIKE

現、日本記録保持者。

 

対抗は「設楽 悠太(したら ゆうた)」(27=ホンダ)

前、日本記録保持者。

 

井上大仁(26=MHPS)、服部勇馬(25=トヨタ自動車)の「4強」が注目。

 

トラックで実績がある佐藤悠基(32=日清食品グループ

3代目山の神こと神野大地(26=セルソース)も一発がある。

中村匠吾(26=富士通)、山本賢二(29=マツダ)も注目。

 

前評判では、持ちタイムからしても、大迫か設楽のどちらかは決定だろう。

二人とも調子は悪くなさそうなので、大狂わせは起きないと予測されていた。

 

最初から見たことのない展開に

スタートから設楽が飛び出した。

行けるとこまで行くとは言っていたものの、かなりのスタートダッシュかました。

競馬で言うところの「大逃げ」

 

一か八かの戦法を優勝候補が採用するというのも意外だ。

ただ、設楽は何をするかわからない選手といわれていたので、すごいことするなと思っていた。

 

一人旅状態の先頭の設楽。

残された選手たちは2位集団を形成。

内定は二人までだから、設楽がトップで抜けている以上、2位集団にいなければならない。

本命の大迫、4強の服部をはじめ、そこに中村もいた。

 

大逃げはリスクの大きい戦法。

設楽は暑さもあってスタミナを消費。37キロ地点で抜かれて沈んだ。

40キロ地点で中村がスパートをかけて抜きんでた。

大迫が追う、中村が逃げる。服部が離されまいとついていく。

 

大迫に追いつかれそうになった中村は更にスパートした。

中村には2段階スパートという武器があった。

 

さすがの大迫もついていけず、中村のスパートに合わせて無理をかけた足は動かなくなり始めた。

 

中村はスピードを維持。大迫は足が鈍る。

懸命に追ってきていた服部に勝機が生まれた。

ラスト300m。

大本命だった大迫は、服部に逆転されて3位に落ちた。

もはや抜き返す力は残っていない。

 

1位中村、2位服部。

東京五輪の切符を手にした。

タイムとしては厳しいものがあるが、新たな可能性が示された。

ここから新しい物語が始まっていく。