【異端】40代が体重を落とす時は目標体重と期間を決めてはいけない3つの理由
失敗している時間の余裕なんてないと焦る必要はなくなる
星の数ほどあるダイエット方の中から
本当に痩せられるのか?
どうすれば間違いなく結果がだせるのだろうか?
散々考えて悩んで決めることにはずだ。
誰しも始めるからには失敗したくない。
時間の無駄、お金の無駄を避けたい。
どこまですれば結果が出たことになるのか。
多くの人は、いつまでにどれだけ痩せたいかを最初に決めるだろう。
今までの仕事での成功体験が後押しとなる。
目標を定めなければ目的に到達できないと多くのビジネス書の教えに従うのが成功へのセオリーだから。
体重を落とすことに関しても同じように考える人は多い。
特に20代30代の若者はそうだし、それで構わないと思う。
問題があるのは、40代から体重を落とす必要が出てきた人だ。
40代から体重を落とす必要が出てきた人が、目標体重と目標期間を定めてダイエットを実行すると失敗に終わることが少なくない。
結論から言う。
「40代で体重を落とそうと考える人は目標数字を定めてはいけない」
理由は3つある。
・目標体重になることよりも、体重が増えていた理由を潰すことが先決だから。
・体重を落としたい理由が、体重が落ちても終わりにならないから。
・期間内に達成できないと、失敗したと思ってやめてしまうから。
1.目標体重になることよりも、体重が増えていた理由を潰すことが先決だから
太っていたのには太っていた理由が存在する。
太っていた理由があり、それを続けていく習慣が存在していた。
つまり、肩こりが酷いといってマッサージに行っても、肩こりになる理由を対処しなければマッサージに通い続けることになるのと同じだ。
太るための習慣の存在を明らかにしないと、もとに戻ってしまう。
多くの場合、食べすぎと飲みすぎが原因。
自分の食事内容をメモして、食習慣を視覚化していくと改善点が見えてくる。
そこに自分を太らせた習慣、今まで太ることを許していた自分が存在しているはずだから。
まずはその自分と話をしよう。
2.体重を落としたい理由が、体重が落ちても終わりにならないから
40代が体重を落としたい理由は健康面での不安からが多い。
病気であったり体の不調であったりして体重を落とそうと思う。
若い頃は薄着になったらとか、海に行ったらと他人からの視線を意識することが多いけれど、40代にはそんなことを心配するより健康を心配しなければならない。
つまり健康を目的としているから、一時的な効果では駄目なのだ。
頑張って体重を落としていって目標体重をクリアしたら、翌日からは太っていいのだろうか?
そうじゃないはずだ。
薄着になる時だけ、海に行った時だけなんとかクリアすればいいという条件に40代はなっていないのだから。
「体を悪くする習慣をここで断ち切る」
始めるなら若いうちがいい。
いつが一番若い?
あなたの人生で今日が一番若いんだよ。
3.期間内に達成できないと思ったらやめてしまうから。
目標を定めるのは、目標までの距離感を把握しやすいから。
自分の努力が数字として見やすくなり、モチベーションにも繋がっていく。
しかし、逆にその数字に追いつけなくなったと思ってしまったら?
挫折ポイントはそこだ。
体重を落としたいと思うには理由があったはずだ。
しかも40代の体重を落とす理由は結構な深刻さがつきもの。
おそらくは病気や健康リスクからのダイエット。
上手くいかないからと途中で放り出しても状況が悪くなるだけ。
今までできなかった事を40代から成功させようとしているのだ。
当然うまく行かないことのほうが多い。
無理や無茶を重ねて期限内にダイエットして、薄着や海に行くことができ、あとはまた来年頑張ればいいやと考えることができないのが40代の辛いところ。
失敗したくない。
5キロ減らしたかったのに1キロしか減らなかった。
おめでとう。1キロのダイエットに成功したよ。
続けていけば更に減っていきそうだね。
そう。ダイエットの失敗の定義はやめてしまうこと。
逆にやめなければ失敗はない。
目標を定めていない場合はポジティブに考えることができるから失敗しにくいのだ。
1キロやせたら1キロ痩せた効果がでてる。
そもそも健康は一生の問題。
期限を定めることが間違っている。
けれど「一生ダイエットを続ける」だと挫折しそうなほど重いから言葉を変える。
「体を悪くする習慣をここで断ち切る」なら瞬間的に聞こえるんじゃないかな。
受け取り方でメンタルの負担も減らそう。
まとめ
・太る習慣が身についているから、それをまず視覚化してみる。
・何をしたから太るんだと意識することができるだけでも効果あり。
・痩せることが目的じゃなく、健康になることが目的なら焦らないで取り組もう。
・誰かに言うのも効果あり。このブログにコメントいただければ返事します。
追伸
自分は糖質コントロールで体重を10キロ落とすことができた。
すべての人に有効とは思わないけれど、自分なりの成功ポイントを書くことで参考になればいいなと思っている。