40代父親「四十にして惑わず」なんて無理

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「赤ちゃん工場」

ナイジェリアで「赤ちゃん工場」と目される違法な助産施設が摘発された。

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女性が赤ちゃんを産む。

助産院での普通の光景だが、赤ちゃんは女性の胸には抱かれない。

 

どこかに売られてしまう。

 

生まれた子を販売目的で、妊婦が出産を強要されていた。

解放された女性は19人。

15歳から28歳だったと。

 

女性たちは職探しの為に大都会のラゴスに来たはいいが、騙されて逃げられなくなっていた。

女性の意思に反して拘束され、妊娠させられたそうだ。

 

 

自ら、その助産院を訪れる女性たち

しかし、助産院を訪れるのは、予期せぬ妊娠した未婚女性も多いという。

 

 

前提として、ナイジェリアは中絶が違法だ。

 

だから、まず産む。

そして、助産師が生まれた赤ちゃんを売り払ってしまうことがある。

 

その助産師を連れてきたのは、彼女の母親だが、売り払うなんて知らなかったというだろう。悲しいがこれも現実的選択だろう。

 

極貧の中では、子供を売って2万円ほど受け取る女性もいる。

これも悲しみの極致だが、現実的選択だろう。

 

 

マーケット的には、男児の方が高く売れる。

男児は約15万円、女児は9万円で売られていたとされる。

 

売られた赤ちゃんがどうなったのかはわからない。

ただ、買い手の多くは不妊に悩む夫婦と考えられている。

それならば、少し救われた気がする。

 

子供の売買には、相続の問題がからんでいる場合もある。

アフリカでの男性優位主義の社会は家長がなくなった時、奥さんや娘が財産を相続するのは難しい。

息子がいない場合、兄弟や親せきに相続権がわたってしまうこともある。

だから男児が欲しいのだと。

 

人を売買してはいけません。という倫理を無視すれば、需要と供給でなりたつのかもしれない。

「いのち」を軽んずる行為だが、産んでも育てられないとなれば一考させられる。

こんなこというと人の親としての自覚が足らないと言われるかもしれない。

 

ただ、近ごろの親の子殺しのニュースを見るに、生まれなかった方がよかったケースが多々ある。

ニュースを見るたびに悲しくなる。

かけがえのない「いのち」と思わない人たちがいる。

 

安心して子供を育てられる社会ならば、考え方が変わる親もいるだろう。

子供は国の宝だ。

みんなで守っていける未来が欲しい。