中年太りのオジサンが生きるためには「勢い」が必要だ
書いておきながらなんだけど、生きるための勢いって何?
中年オジサンの悩みはだいたい皆同じ。
「健康・お金・人間関係」がほとんどだ。
悩みが多いけれど、発散できずに抱え込んでしまう。
社会人として、大人として、男としてこうあるべきだと生きている。
他人に悩みを話すことが少ないのも中年の特徴。
弱みを見せてはいけないと律しているのか。
バカにされるのを恐れているのか。
けれど、あなただけじゃない。
みんな、似たようなことで悩んでいる。
生きるために「勢い」が必要と書いたので「勢い」とは何かを探ってみる。
このブログは脱メタボを掲げるアラフィフおじさんの僕が、豊かで健やかなアラフィフライフを送るために、学んだ知識と体験をアウトプットしている。
今回は「勢い」
中年と打って出てきたもの
中年太りや中年期、更年期といろいろ出てきたけれど、やはり気になったのは「中年の危機=ミッドライフクライシス」
ミッドライフクライシスは、直訳すると中年の危機で、“中年期の心の葛藤”、不安定な心理状態を指します。 心身や環境の変化などがきっかけで起こる症状とも言われます。
中年は大変だもんな。
社会的にはある程度の地位につき、上からと下からに悩まされる。
家庭では妻や子供との距離感に悩むことだろう。
悩みを話せる友人とも縁遠くなり、趣味は仕事だと言わんばかりに働く。
朝から夜まで働き、休日は家にいると邪魔者扱いを受けて居場所がない。
住宅ローンや車のローン、子供は高校や大学にとお金がどんどんかかる。
体はだんだん悲鳴があがり、無理が効かないのがわかってくる。
けれど頼れるのは己の体だけ。鞭打ってでも働かなきゃならない。
自分で書いてても大変だと思った。
時間もお金も自由も無い中年は心も体も病みやすい。
中年とは何歳?の定義
NHKのアンケートをとった結果では
「『中年』は、40.0歳から、55.6歳まで」
「中年とは何歳から何歳まで?」の回答の平均だ。
世間一般で感覚では、アラフォー、アラフィフあたりは中年に属すると思われる。
中年の発達段階
エリクソンの発達段階では40〜64歳は壮年期。
子どもを育てたり、職場の後進を育成したりなど、のちの世代に貢献することです。自分の時間やエネルギーを子どもや若者に使うことで生きがいを感じるという人も多いのではないでしょうか。次世代への貢献により、私たちは「世話(care)」という力を獲得します。
中年としての役割は次の世代へ渡すこと。
これが生きがいだと言っている。
何を渡すのか?それが僕たちが生きる意味だと思う。
生きるための「勢い」とは
中年になると、次世代を育てるのが生きがいになる。
賛否両論あるだろうけれど、おおむね合ってる気がする。
次世代を育てるには伝えていかなければならない。
「伝えたい欲求」こそ「生きるための勢い」だと思う。
伝えたい欲求
ゴルフ練習所にいくと一生懸命教えてくれる人がいる。
頼んでもいないのにあーでもないこーでもないと言ってくれる。
年頃の独身男女を見かけると、頼みもしないのにお相手を探す人がいる。
おせっかいおばさんと呼ばれるような人。
両方とも「世話」だし、次世代への貢献という「伝えたい欲求」に動かされている中年だと思うと、受け入れてほしいと願う。
・自分の生きた証を残したい。覚えておいてもらいたい。
・生きてきた体験を伝えたい。未来での選択時の参考になるように。
・作り上げてきたものを託したい。先代からの引き継ぎを後世に渡したい。
いろんな形の伝えたい欲求があると思う。
若い人にはうっとうしく思えるかもしれないが、諦めてほしい。
伝えられないこと
伝えることが生きる欲求だとすると、伝えられないのは辛いことになる。
・次の世代がいない
・後進が育たない
・自分が伝えることができなくなった
みんながみんな伝えることができるわけじゃない。
望みが叶わない時もある。
なにより自分が伝える状態になっていないと悲しい。
伝えるものがないのも寂しいが、病気や怪我で持っていても伝えられないと口惜しい。
つまり、伝える為には生きていなければならない。
生きるためには、生きる努力をしていかなければならない。
寿命を削るようなことは極力避けないと後々後悔する。
まとめ
・中年の役割は次世代の育成
・知識と経験を、後進が役立てれるように改善して渡す事
・生きてきた証は渡したもの次第で判断される
・DNAと同じように脈々と受け継がれていく
・まだまだ折り返し地点。頑張って生きていこう。
以上、中年太りのオジサンが生きるためには「勢い」が必要だ
でした。