知らないと損!今日から毎日食べたい最強の食品!
納豆と豆腐はともにダイエット向き。だけど・・・
健康なイメージがある納豆と豆腐。
両者の違いがどこにあるのかをダイエットアドバイザーの視点で考えてみます。
そもそも「納豆って何?豆腐って何?」
納豆も豆腐も大豆を原料にした大豆食品です。
「納豆」は大豆を煮る・蒸すなどして柔らかくし、納豆菌によって発酵させた発酵食品。
「豆腐」は煮た大豆の絞り汁(豆乳)を凝固剤(にがりなど)で固めた加工食品。
豆腐の健康効果は十分高いけれど、納豆はもう一段階高い健康効果を持ちます。
発酵しているかどうかが大きく違うポイントで、この事で納豆は最強の食材と呼ばれる存在になっています。
「発酵って何?」
微生物の働きによって食物が変化し、人間にとって有益に作用することです。
納豆の場合、大豆に納豆菌を付着させる事でタンパク質が分解され、おいしさ成分のアミノ酸が作られます。この過程でナットウキナーゼと呼ばれる納豆ならではのタンパク質分解酵素が生み出されます。
「なんで納豆は最強と言われるの?」
納豆は海外でスーパーフードと呼ばれている食品の一つです。
まず納豆菌自体が最強です。
乾燥や熱に強く、真空状態でも生き残り、100℃〜マイナス100℃でも耐えることができます。
また微生物の中で最強の繁殖力を持ち、病原性大腸菌o-157の繁殖を抑えつけてしまうほどです。
納豆にはタンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素がすべて入っており、更に第六の栄養素と言われる食物繊維も豊富に含まれています。
大豆イソフラボンは血管を若返らせる作用を持ち、大豆ペプチドは疲労回復、コレステロールを低下させる効果、大豆サポニンには強い抗酸化作用があります。
発酵で生まれる酵素のナットウキナーゼは血栓を溶かし、血液をサラサラにします。
「納豆にデメリットってあるの?」
最強たる納豆にも弱点があります。
納豆菌による発酵でできる酵素のナットウキナーゼは70℃で死滅します。
熱々の御飯の上にかけるとせっかくの酵素がなくなり、効果がありません。
食べているのに栄養を摂取できていない事になりかねないので、ご飯に乗せるときは少し冷ましてからにしましょう。
特にデメリットは存在しないのですがあるとしたらコレ。
プリン体も多く含んでいる食品なので食べすぎに注意しましょう。
マツコ・デラックスさんが通風になったのは納豆のせいでした。
ただし、好きすぎて一日6パックほど食べていたそうです。
明らかな食べ過ぎなので、健康のために一日1パックにとどめておきましょう。
まとめ
納豆はダイエット向けの食品。
一日1パックをダイエットと健康のために食べることをおすすめします。