【悲報】健康診断で血糖値が正常でも実は不調な人がいるワケ
健康診断で健全でも不調な人がいる理由
糖代謝
BS ・・・ 87 (正常値70〜99)
HbA1c ・・・ 5.2 (正常値4.6〜5.5)
これは僕の健康診断の数字だ。
BSとは血糖値の事で、血液中にどれくらいの血糖が存在しているかの数字。
HbA1cは1〜2ヶ月のヘモグロビンの推移を%で表す数字。
両方とも数字が大きくなると血液中の糖が多いことを表す。
僕の場合、この数字は正常範囲内。
健康診断では引っかかってない。
では僕は安心していいかというと、単純にはいかない。
正常範囲内なのに問題ありな場合が存在するからだ。
血糖値が高いとデブになる
血糖値は健康管理の最大のカギだ。
体が太るのは脂肪の多い食べ物を食べているからじゃなく、血糖値が上がったためだ。
血糖値が高い状態が肥満を作る。
肥満があらゆる病気の引き金になる。
脳疾患、心疾患、がん、認知症など。
血糖値が高いと免疫力が落ち、AGEが作られて老化が進行する。
AGEによって血管、内臓、皮膚などもボロボロになっていく。
血糖値が安定しないと精神的にも影響がでる。
イライラや眠気、倦怠感、吐き気、頭痛などの症状もでる。
なぜ、正常範囲の数値なのに異常な症状がでるのか
健康診断では空腹時の血糖値やHaA1cを測るけれど、空腹時以外は健康診断では見ないからだ。
空腹の状態で食べ物を体に入れると、糖質の量や質によっては血糖値がグンと上がる。
急にグンと上がった血糖値はインスリンによってグンと下げられる。
血糖値の数字が70を下回れば低血糖状態に陥り、集中することが出来ないほどになる。もっと下がれば更にひどい状態に。
血糖値がグンと上がり、グンと下がる事を血糖値スパイクと呼ぶ。
健康診断では血糖値スパイクが起きているか判断ができない。
先に書いたようにイライラや眠気、倦怠感、吐き気、頭痛などの症状が改善しなければ血糖値スパイクによって低血糖状態に陥っているかもしれない。
低血糖状態はひどくなると目まいや動悸、意識がなくなり倒れることもある。
すぐにでも医者にかからねばならない。
まとめ
・健康診断の数値だけでは判断できない事例がある。
・血糖値の異常がおかしな症状を引き起こしている可能性がある。
・生活習慣、特に食習慣の見直しで血糖値はコントロールできる。
・自分の状態に気がつくことが大切
以上、【残念なお知らせ】健康診断で血糖値が正常でも実は不調な人がいるワケ
でした。