アラフィフを殺すのにコーヒーは何杯必要か?
コーヒーが好きだからこそ飲まずにはいられない。これはカフェイン中毒なのか?いや、そうではないと思いたい。
コーヒーに含まれているカフェイン。
飲みすぎると中毒症状を起こすと知っている。
なら、どれだけ飲めば僕はコーヒーに殺されてしまうのだろうか?
仮想敵(コーヒー)を知る
コーヒーの攻撃能力を把握しよう。
最大の攻撃方法はカフェイン。
覚醒・鎮痛・疲労回復というオプション付き。
カフェイン攻撃はお茶を使って代用することができる。
コーヒーの能力値
コーヒー・・・・・・・・・60mg/100mL(コーヒー豆10g、熱湯150mLで抽出)
インスタントコーヒー・・・57mg/100mL (インスタントコーヒー2g、熱湯140mL)
紅茶・・・・・・・・・・・30mg/100mL(茶5g、熱湯360mL、1.5~4分)
せん茶・・・・・・・・・・20mg/100mL (茶10g、90℃430mL、1分)
コーヒーは1杯200mlのカップで飲むならば約120mgのカフェイン攻撃を仕掛けてくる計算だ。
これがどれほどのダメージになるのだろうか?
大賢者に聞いてみよう。
「大賢者。僕はこの攻撃にどれくらい耐えられる?」
解
この淹れ方だと1回あたり200mLとして1日に「体に影響なく安全に」飲める量は
コーヒー・・・・・・・・3~4杯
インスタントコーヒー・・3~4杯
紅茶・・・・・・・・・・6~7杯
せん茶・・・・・・・・・10杯ここでは安全に飲める量が1日に3〜4杯という結論になります。
大賢者の答えは以下の基準からきている。
人間(代表アラフィフ僕)の防御能力
欧州食品安全機関(EFSA)によると、健康を維持するために望ましいカフェイン摂取量を以下のように提言しています。
・1日当たりカフェイン400mg未満
・1回あたりカフェイン200mg未満
これらを超える量のカフェインを漫然と摂取し続けると依存に陥りやすくなります。
たったの3〜4杯で依存に陥るとは少々用心深すぎないか?
カフェイン攻撃に慣れてしまった僕はそう思うのだ。
なぜなら僕の日常はこれ以上にコーヒーを常飲しているからだ。
コーヒーのクリティカル攻撃
さて、本題のアラフィフを殺すのにコーヒーは何杯必要か?だが
カフェイン攻撃にはクリティカル値が設定されている。
それは急性中毒と表される事が多い。
急性中毒については一般成人の場合、1時間以内に6.5mg/kgの摂取で約半数が急性症状を発症、3時間以内に17mg/kgの摂取で全数が発症となっています。
体重60キロの成人のケースであれば1時間以内に390㎎で半数が、1020mgで全数が急性中毒になる計算です。
致死量は個人差が非常に大きく一概には言えないが、一般的には5000mg~10000mg(5g~10g)と言われています。
先ほどの基準(1杯200mL)とすると、コーヒーだと1時間以内に9杯でほぼ確実に急性中毒になり、40杯ほど飲むと致死量にかなり近づく。
まとめ
アラフィフだろうと関係ないが、僕を殺すのには
1時間に9杯のコーヒーを飲んで急性中毒にするか、40杯飲んで一気にトドメをさすか。
健康にいいとされるコーヒーでも飲みすぎれば毒になる。
今更ながら断っておくと、コーヒーには何も入れない。
ブラックで飲む事を前提としている。
追伸。
砂糖を入れて飲む人はカフェイン中毒より先に糖質中毒になる。
糖質の攻撃力はカフェインなんかの比じゃないからね。
以上、アラフィフを殺すのにコーヒーは何杯必要か?
でした。
引用元:ココカラファイン薬剤師コラム