免疫に働いてもらうのは最終手段。ウォシュレットはほどほどに。
免疫の事は何となくわかるけど、よく知らない
コロナ新規感染者の数が毎日報道されている。
コロナ菌が体内に入ってくる事を防ごう。
うがい、手洗い、マスク、アクリル板
蜜を避け、外出を避け、人に合わず、ステイホーム。
感染しないように最善を尽くす。
まだできることがある。
個人の体の免疫力を高めること。
前回のブログで免疫力の上げ方を書いた。
今回は免疫自体の事を書いていく。
このブログは脱メタボを掲げるアラフィフおじさんの僕が、豊かで健やかなアラフィフライフを送るために、体験と学んだ知識から得たものをアウトプットするためのもの。
今回は「免疫ってなんなのさ?」
免疫ってなんなのさ?
免疫とは病気から体を守る仕組みのことをいう。
大きく分けて2つある。
・自然免疫
・獲得免疫
第一次防衛が自然免疫、続く二次二防衛が獲得免疫。
自然免疫
病原体と直接闘う細胞たち。
体内に侵入してきた病原体に、最初に反応するのが自然免疫です。ここで活躍するのがマクロファージやNK(ナチュラルキラー)細胞、好中球などの免疫細胞です。これらは細菌やウイルスを認識して攻撃し、私たちの体を守ります。
白血球に所属するマクロファージやナチュラルキラー細胞などは、病原体が侵入してきたら最初にアタックに行く。
第一次防衛として最初に対処してくれる。
獲得免疫
第一次防衛のマクロファージやナチュラルキラー細胞でも倒せなかった場合、第二次防衛まで進む。
自然免疫の攻撃を逃れた病原体に対応するのが、獲得免疫です。T細胞やB細胞がその主役で、リンパ球の一種ですからTリンパ球、Bリンパ球とも呼ばれます。これらは病原体を認識し、その種類を特定して抗体を産生することで免疫力を発揮します。
T細胞やB細胞のようなリンパ球が病原体を調べて、対抗できる抗体を作る。
病原体に対してこの抗体で闘う。
獲得免疫には記憶があり、過去に一度でも戦った事がある病原体の場合、すぐに抗体を作ることができる。
今回のコロナで日本人を始め、中国や韓国や台湾の感染者の数がヨーロッパに比べて少なかったのは、過去にコロナと戦った記憶が獲得免疫あったからだと言われている。
体の仕組みで守る
病原体を体の中に入れてしまったら免疫で闘うしかないけれど、そもそも病原体を体に入れないようにする仕組みも備わっている。
侵入を防ぐ仕組み
異物が体内に入り込もうとすると、せきやくしゃみで排出しようとするのもその一つです。1日1ℓ以上も分泌されているといわれる鼻水も、気道の粘膜を病原体から守るためのもの
異物が入ってきたら反射的に追い出す仕組み。
花粉症はこの追い出す仕組みが反応しすぎて起きる症状。
粘膜で対応しているので、粘膜が乾いていると反応できないので乾燥注意。
胃液で対応する仕組み
気道を通り抜けた病原体に対しては、胃液で対応します。胃液は食べ物を消化するためだけにあるのではありません。強い酸性の胃液によって、病原体を殺菌するのです。
胃液食べ物を消化するだけでなく殺菌作用も持っている。
病原体が食べ物と一緒に入ってくる事もあるから、強力な胃酸で迎えうつ。
そして、ここも突破されてしまうと腸までいくので、後は免疫に頼るしか無い。
皮膚でも対応する仕組み
私たちの皮膚には常在菌があり、これが病原体の感染を防いでくれます。真菌による感染症などが報告されることもありますが、多くの場合、傷口から病原体が侵入してしまったものだとされています。つまり健康な状態の皮膚は、病原体から体を守ってくれているのです。
皮膚にはもともと常在菌が住んでいる。そこに病原体が付着すると異物とみなして攻撃してくれる。ただし、怪我などで出血した傷口は皮膚が破れてしまっているのでやすやすと病原体の侵入を許してしまう。
まとめ
・免疫を高めるには色んな食材を摂ること(おさらい)
・体が元気だと免疫も元気
・喉や鼻は乾燥注意、皮膚は必要以上にきれいに洗わない。
・ウォシュレットも使い過ぎは注意。きれいにしすぎると常在菌までも落としてしまう