EDの原因はメタボかも?40代の糖尿病患者の50%はEDになっている
EDが糖尿病の自覚症状になることがある
上手くいかない時、年齢のせいにしていた。
確かに年齢も要因の一つだけれど、そうじゃないかもしれない。
例えば、健康診断でメタボ判定を受けていたが、特に変わった症状がでなかったので今までと同じペースですごしていたAさん。
運動は苦手だし、食事も好きなように食べていたら、ある日突然EDになったという。
「歳も歳だからね」
奥さんにそう言ったものの、それから回復する気配がない。悩み抜いた挙げ句泌尿器科に相談に行ったところ糖尿病性EDと言われたそうだ。
こんな人は沢山いる。
あなたのED、もしかすると糖尿病性EDかもよ。
デリケートな問題なので進んで治療に向かう人は少ない。
わからないまま悩み続けている人もいる。
ぜひ知識の一つとして読んで欲しい。
糖尿病性EDは100-200万人と言われていますが、実際に治療を行っているのはその1%程度の1~2万人程度でしょう。
このブログは脱メタボを掲げるアラフィフおじさんの僕が、健康で有意義なアラフィフライフを送るため、体験や学びで気づいたことを中心に発信しています。
今日は糖尿病性ED
糖尿病性ED
糖尿病性EDとは、糖尿病によって陰茎が勃起しなくなったり、あるいはその維持ができなくなったために、満足に性交を行えない状態のことを指します。糖尿病になると同世代の健常な方より、EDの発症率が2-3倍に高くなると言われています。
糖尿病になると、EDの発症率が同世代の2〜3倍になる。
40代以降の糖尿病患者の半数以上がED患者。
60代以上だと6〜7割がED患者になるそうだ。
糖尿病は自覚ないまま進行する病気と言われている。
EDになって初めて糖尿病になっていることを知る人も多い。
健康診断でメタボ判定を受けてジムに通っていたのに糖尿病になったという人もいる。
EDの分類
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- 1.ストレスなど、なんらかの要因によって引き起こされる機能性ED
- 2.勃起に関わる神経、血管、平滑筋組織、ホルモン、陰茎白膜などの障害による器質性ED
- 3.機能性障害と器質性障害が混合された混合性ED
- 4.その他の要因によるED
糖尿病性EDは3の混合性ED。
- 血糖コントロールの不良が原因。
血糖コントロールの不良
血糖のコントロール不良とは、血管内が高糖質になっている状態。
いわゆる血糖値が高い状態を指していて、神経障害や血管障害を引き起こす原因になる。
神経障害
勃起をするには陰茎に血液を一杯満たす必要がありますが、そのためには自律神経が正常に働いて血管が拡張し、陰茎平滑筋が持続的に弛緩しなければなりません。高血糖が持続した結果、自律神経障害が起こり神経伝達が悪くなれば、性的刺激や感度が鈍くなり、勃起力に影響を及ぼします。
血管障害
血管内皮や血管壁の障害により血管が硬くなると、性的刺激による血管拡張や陰茎平滑筋の弛緩が妨げられやすくなります。こうなると血液の流入が抑えられ、十分な勃起が得られなくなって、EDを引き起こしやすくなります。さらに、陰茎白膜の弾性低下による陰茎内血液の流出もEDを助長させます。
糖尿病性EDに繋がる危険因子
・食後血糖値が高い
・糖尿病を患っている、もしくは動脈硬化を患ったことがある
・年齢が高い
これらに思い当たる人は糖尿病性EDかもしれない。
糖尿病、動脈硬化はメタボに関連する。
そしてメタボに直結する要因は糖質の過剰摂取。
メタボを改善する脱メタボ。
年齢を言い訳にしては駄目だ。
むしろ高齢の方は積極的に脱メタボを掲げて欲しい。
いくつになっても自分の体のメンテナンスは大事なので。
運動よりも食事に気をつけて。
大好きだからご飯をたくさん食べないと気がすまないという人もいる。
そのご飯が食べられなくなったら、もっと嫌じゃない?
ある程度の年齢になったら、今までの生活習慣を見返してみて。
糖尿病は突然なるものじゃない。生活習慣が糖尿病を作り上げている。
糖尿病を避ける行動は、糖尿病性EDになる確率を下げることにも繋がる。
まとめ
・EDの原因は糖尿病かも
・年齢のせいばかりでもない
・生活習慣を見直すことは、糖尿病性EDを回避する事に繋がる。
・EDはメンタルに大きな影響を与える。早めに理由を探ろう。
以上、EDの原因はメタボかも?40代の糖尿病患者の50%はEDになっている
でした。