【緊急課題】汗臭いよを傷つけないように変換して言えないだろうか
汗臭いを避けたいのは共通認識
(2020/07/19 更新)
梅雨明け間近。
まもなく暑い季節が到来する。
あの、何をしていても汗をかく季節がやってくる!
大人だから言えない。でも伝えたいあの一言。
エアコンの効いたオフィス、クーラーで冷えた車内
涼しい空調の効いたお店
それでも夏は汗をかくことを避けられない。
汗をかくと心配になるのが「ニオイ」だ。
学生時代なら、お前臭いぞと友達に言えたかもしれない。
しかし、社会人になるとそういう訳にはいかない。
その結果、本人が気づかないうちにスメルハザードを引き起こしてしまう事が起きる。
言ってくれればいいのにと言われても
周りの人も言いたくても、なかなか言えなかったりする。
その状況は誰もが得をしない。
あのキツイ臭いの中で、そばに居なければならないとしたら?
考えただけでも恐ろしい。
伝え方を考えてみる
どういえば相手を傷つけずに、あなたは臭いのだと伝えることができるのだろうか?
手持ちのビジネス書から考えてみる。
「伝え方が9割」(著:佐々木圭一)を応用できないだろうか。
1.自分の頭の中をそのままコトバにしない。
2.相手の頭の中を想像する。
3.相手のメリット(デメリット回避)と一致するお願いをつくる。
1.自分の頭の中をそのままコトバにしない。
【汗臭いから何とか対応してほしい。周りも迷惑している、気づいてくれよ】
これを直接言えれば解決するのだが、厄介な別の問題を生むから言えない。
相手の尊厳を傷つけずに伝えないと、いらぬトラブルに巻き込まれる恐れがある。
2.相手の頭の中を想像する
【大事な取引先に出向く人なら、相手にニオイで嫌がられるのは避けたいだろう】
【オフィス内にいる人なら、女子社員に鼻つまみされるのは嫌だろう】
【お店でお客を迎える側なら、来てくれたお客様には不快な印象を与えたくないはずだ】
相手に自分がどう思われていようが構わないとか、会社や店舗の不利益に対して鈍感になっている人にはそもそもの会社員生活が向いていない。何を言っても無駄だ。論外。
取引相手やお客様に不快な思いをさせたくないと思ってくれているなら、同じ方向を向いているはずだ。
悪印象を与えるデメリットは会社としても、本人としても避けたいだろう。
3.相手のメリット(デメリット回避)と一致するお願いを作る
「○○さん、お昼ごはん気を付けてください。先方さん、ニオイに敏感な人らしいですよ。下手なもの食べてニオイ付けていくと嫌がられますよ」
相手がニオイに敏感だから嫌がられる(損を回避したい)
お昼ごはんを気を付けて(あくまでお昼ご飯を前面にだす)
「女子社員の間で香水が流行っているようで、あの人はこんなニオイだと話題になっていますよ」
自分自身はどんなニオイの人思われているのだろうか(自覚を促す)
女子社員に嫌な印象を持たれたくない(損を回避したい)
「食事に来られるお客様はニオイも楽しみにしています。香水や整髪料など各自ニオイに気を付けてください。お客様に食事を楽しんでもらうためにお願いします」
お客様の為にニオイに気を付けて(共通認識を確認)
楽しんでもらう為にお願いします(重ねて強調)
もっとも大事な問題がここにある
ここまで読んでもらえたのなら有難い。
なぜなら本題はここからだから。
今までのは前振りで、本当に言いたいことは
「あなた、自分は大丈夫だと思ってない?それ本当に大丈夫?」
人の事には敏感でも、自分の事には鈍感になる。
一度、自分自身を振り返ってみて欲しいがために長々と書いたのだ。
直接言えてよかった。
傷つけずに言う方法は難しいからね。