40代父親「四十にして惑わず」なんて無理

リフォーム屋40代親父が教える。家と家庭のまもりかた。

「運動会、親も戦う、秋の陣」詠み人、俺。

父親として「負けられない戦い」がある

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最初で最大の仕事「場所取り」

 

はじめて、小学校の運動会を見に行った時に驚いた。

運動場がキャンプ場になっている!と。

未就学児として小学校で運動会に参加させてもらえるので、幼稚園児の我が子を連れて参加した時の事だ。

 

カラフルなテントが建ち、テーブルにチェアー(あえてチェアー)

リラックスチェアーでコーヒーしながら、目の前のトラックで行われている競技を眺めているお父さん。

 

キャンプ場でみるな、こんなお父さん。

キャンプ場だけのものだと思っていたが、こんな身近で見られるとはw

 

トラックが見えない後ろ側まで、びっしりとテントが建てられている。

そして知る。

この場所は、場所取りで勝ち取ったものだという事を。

 

翌年、この経験をいかして場所取りに臨むことになる。

 

 

戦いは前日から始まっている

 

運動会の場所取りは、事前にメールにて連絡がくる。

テントをはる親たちは、前日の夕方に開かれる、第一弾場所取り合戦に参加する。

 

全部の親が前日の夕方に来られるわけではない。

だから、おじいちゃんとかおばあちゃんとかが、争奪戦争に駆り出される。

 

テントを張れる場所は限られている。

しかも最前列は数組しか手にすることができない狭き門。

猛者どもが開門を待ちわびている中で、勝てなさそうなおじいちゃん達。

案の定、開門と同時に多くの者が飛び出したが、おじいちゃん達はマイペース。

 

多くの応援者がくる家族はぜひとも場所を確保しておかないと、当日路頭に迷う事になる。

確実な場所取りのため、ブルーシートでエリアを確保していく。

 

運動場へのペグの打ち込みは禁止なので、重しを置いておかなければならない。

つまり、少なくともブルーシートと重しを持って走る事が求められるのだ。

数人がかりという家族が多い。

 

瞬く間に運動場正面エリアはブルーシートで埋まっていく。

おじいちゃん達は、狙ったのかあきらめたのか、運動場の後ろのほうをとっていた。

 

前日の場所取りで、テントスペースの三分の一くらいは埋まる。

指定時間をこえるとタイムアップで、翌日の第二弾場所取り合戦に移行する。

 

当日券は早いもの勝ち

 

門の前に並ぶ。

開門が7時なので、6時半には並びに行く。

前日に取れない人は、当日勝負だ

 

6時半だと、前から20番目ほどになる。

先頭は3時台だと聞く。

 

シートを敷く理由は、親たちの居住スペースを確保することと、もう一つ大事な役割がある。

昼飯を子供と一緒に食べるときの場所となる。

 

小学校はけっこう広い。

グランドでシートを広げることは、開門してからでも問題なくできる。

 

それでも場所取りに早出する必要があるのは「日影の確保」のためだ。

 

テント組は日なたでも、自前のテントが日差しを切ってくれる。

テントが無い組は、建物の影を利用しないと、日中の日差しを浴び続けることになる。

子供と一緒に食べる時間の日差しは、かなり強烈に襲ってくる

 

実のところ俺は、前日の場所取りで日影を確保してある。

だから早く並ぶ必要もなかったが、面白そうなのでならんでみた。

 

 

一斉にゲートは開かれる

 

小学校には3つの門があり、それぞれに親たちが並んでいる。

今が20番目にいるということは、前に約60組がいると考えられる。

どれだけの戦いになるのだろうか。

これも今後に生きる経験だ。

 

不公平があってはいけない。

校内放送が早朝の空に響く。

「まもなく開門です。順番を守って、安全にお入りください」

 

門に先生方が控える。

門に手をかけるが、まだ開けない。

 

「時間です。入場してください」

という放送が入ると、勢いよく門が開く。

先頭は徒競走レベルで中に入っていった。

安全になど配慮していられないw

 

先頭から順番に入っていかないといけないので、20番目だとけっこう、もたもたしている。

場所を取ってなかったら、焦るところだ。

 

開門前に並んだ組、開門してからくる組、けっこう遅めにくる組と色々だ。

テントも日影も、いい場所から埋まっていく。

 

通路だったり、砂ぼこりがあったり、トイレの横だったりと、最後のほうは仕方ないとあきらめ顔だ。

 

 

状況確認と、他の場所の物色しながら歩く。

当日の20番目でも、確保できそうな場所もピックアップできた。

前日入りは難しいから、当日勝負で挑むことにする。

 

グランドのテント村を見ながら歩いていると、前日の場所取りおじいちゃんを見つけた。

木の陰になっていて、涼しそうだ。

ちゃんと狙ってとっていたんだと感心した。