誰かの為に生きるなら「病気になるための努力7つ」をやめよう
健康的で、丈夫な体で、長生きできる事は幸せのひとつだと思う
「病気になるための努力」を頑張っている人がいる。
そう警鐘をならすのは「医者が教える食事術」の牧田善二先生。
健康にいいと考えて実行しているのにもかかわらず、思いとは逆に不健康への道を急いでいるとしたら、早く気づいたほうがいい。
今回は『もし、はしごをかけ違えていれば、一段づつ登るごとに間違った場所に早くつくだけだ(スティーブン・R・コヴィー)』
このブログは、中年太りにのアラフィフおじさんの僕が、豊かで健やかなアラフィフライフを生きるために、学んで体験したことをアウトプットしていく場所。
読んだあなたの参考になれば嬉しい。
「病気になるための努力」
・仕事の前にはエナジードリンクで気合を入れている。
・栄誉を考えて毎朝シリアルを食べている。
・野菜不足を「1日分の野菜ジュース」で補っている。
・カロリーを摂りすぎないように脂質を常に控えている。
・筋肉をつけるためにプロテインを摂取している。
・時間があればジョギングをしている。
・好きなお酒を控えている。
「病気になるための努力」の答え合わせ
・仕事の前にはエナジードリンクで気合を入れている。
エナジードリンクには大量のカフェインと糖質が入っている。
カフェインによって脳が覚醒し、糖質によって興奮状態になる。
続けていくと、脳の感覚は刺激に鈍くなり、大量の糖質を一気に摂ることで糖質中毒に陥る。
大量の糖質を一気に摂ることで、血管はダメージを負って傷ついていくのに、脳の感度の鈍さと、糖質中毒によってもっと甘い刺激が欲しくなってしまう。
・栄誉を考えて毎朝シリアルを食べている。
砂糖はいかにも砂糖という姿をしていない。
時にはシリアルのような形で存在する。
健康的だと思っても、実は糖質を大量に摂っている可能性がある。
・野菜不足を「1日分の野菜ジュース」で補っている。
不足している野菜を一本飲むだけで補ってくれるすごく便利な飲み物。
というイメージで買っている人も多いが、糖質も結構入っていて、食物繊維を抜かれたスピーディーに吸収されつ糖質ドリンクの面も持つ。
・カロリーを摂りすぎないように脂質を常に控えている。
肥満とカロリーは関係がない。
太る原因は糖質の取りすぎにあるのだから。
脂質を控える理由は、同じ量で比べると資質が最もカロリーが高いからだけ。
(あと、脂肪を摂ると脂肪がつくとの勘違いから)
カロリーは関係ないから、脂質を避ける理由はない。
ただし脂質にもトランス脂肪酸のように危険な脂質があるので、できればこれは避けたいところ。
逆に、オリーブオイル、n-3(オメガ3)系(えごま油、亜麻仁油等)は積極的に摂ったほうがいい。
実はチャーハンよりも白米の方が太りやすい。チャーハンは高カロリー・高脂質だけれど、油でコーティングしているので食後血糖値が上がりにくい。
糖質を単独で摂るよりも、脂質と一緒に摂ったほうが血糖値が上昇しにくいという報告も上がっている。
・筋肉をつけるためにプロテインを摂取している。
ジムなどで筋肉をつけたくてプロテインを飲む人を見かける。
プロテインはタンパク質を多量に含んでいるため、タンパク質の過剰摂取になりやすい。
過剰なタンパク質は尿素窒素(毒素)を作り出し腎臓の濾過機能に負担をかけていく。
さらに、悪玉アミノ酸「ホモシスティン」を生み出し、動脈硬化を引き起こす。
タンパク質は基本的に鶏肉や魚、卵から摂ったほうがいい。
・時間があればジョギングをしている。
筋肉をつけて基礎代謝を上げれば痩せるというのは間違っていないけれど、どれだけの運動を続けるとそれがキープできるのか。
そんな厳しい運動で痩せようとする位なら、食事法をコントロールしたほうが遥かに効率がいい。
(効率がいいというのは、辛くないのに効果があるということ)
運動するなら食事後20分くらいでいい。
血糖値の上昇を抑えられ、肥満防止に効果がある。
・好きなお酒を控えている。
糖質を含まないワインやウイスキーは血糖値が上昇しないので飲んでも問題ない。
糖質オフや糖質ゼロの商品も血糖値が上がらないので大丈夫。
普通のビールや日本酒や甘いカクテルはできれば避けたほうがいい。
100歳を超えて生きてる人の共通ルール
長生きしている人には共通のルールがあった。
現実に100歳を超えて生きている人調査や研究がされている。
牧田先生がそれをまとめているので一覧に。
長生きは生まれ持った資質より、食事をはじめとした生活習慣の関与が大きい。
長生きエッセンス
・豆類をたくさん食べる
・野菜はたっぷり多種類食べる。
・坂道を歩く
・死ぬまで働く
・生きがいをもつ
・徹底的な健康チェック
・アルコールをたしなむ
・チョコレートを食べる
・医者を選ぶ
医療機関も医者も多く、玉石混交の状態。
同じイタリアンのお店でもおしいしい店と不味い店があるように。
また、大きい病院に行けば腕のいい医者がいるとは限らない。
有名大学病院には医者になりたての人たちもたくさんいる。
誰かは患者1号、手術1号になる。
経験者に話をきいたり、情報を集めたりして、患者リテラシーを高める必要があると牧田先生は言う。
まとめ
・健康になるコツがあるように、不健康になるコツもある
・昔の常識は今の非常識になっていることがある。
・糖質の摂り過ぎは避ける。
・長生きの秘訣は、経験者からの言葉
・医者にかかる場合は調べてからで
以上、誰かの為に生きるなら「病気になるための努力7つ」をやめよう
でした。